知って損はしない、「シロアリ駆除」のこと

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シロアリって本当に害虫?

人間から見ると「害虫」

日本ではシロアリ駆除という言葉を知らない人がいないと言える程、シロアリ駆除はメジャーな害虫駆除の一つです。
害虫駆除では言葉通り悪さを行なうシロアリを駆除するのがメインであり、駆除に有効的な薬剤を使用したりトラップを仕掛けたりと様々な方法によってシロアリを駆除していきます。
駆除を終えた後にはシロアリによる被害からは開放され、それまで蝕まれてきた住まいを安全で快適な場所につくりかえることができるでしょう。これによって、そこで暮らす人々は安心のできる生活を取り戻せるのです。
と、このように説明するとシロアリは「駆除されて当たり前の生き物である」と考えるのが普通ではないでしょうか。
しかし、視点を少しずらしてみるとそれは人間から見た時の概念であるとも言えるのです。

自然界には無くてはならない存在

多くの人は、シロアリと聞くとネガティブなイメージしか浮かばないのではないでしょうか。
しかし、それは人間の目から見た時に過ぎないものであり、自然界からしてみると非常に重要な生物として知られているのです。
例えば、地球上の生態系を保っているのもその一つです。
生態系とはご存知のように地球上に存在する生き物や大地、太陽の光、空気などなどからなるものです。
生態系が崩れてしまうと、地球上に思わぬ災害が起きたり、動物や植物の数のバランスなどにも狂いが生じてきます。
このようなバランスの狂いは、私達人間はもちろん、地球全体に思わぬ影響を与えてしまう可能性もあるのです。
シロアリはそんな生態系を保つためにはなくてはならない生き物であり、害虫と言い捨てられるかと言えばそうでもありません。

分解者としての役割を果たすシロアリ

しかし、シロアリは害虫と呼ばれている反面、食物連鎖のバランスを保っている「分解者」としても知られています。
シロアリは人間が暮らす住まいだけに生息しているのではなく、森林も主な生息地としています。
森林が成り立つには太陽のエネルギー等も大切ですが、土の環境もまた大切です。シロアリはこの土の環境をバランスよく作り出す役目を果たしており、森林の枯れ葉、枯れ木、倒木等を分解し土に還しています。
このようなシロアリによる分解によって、土は肥え森林の木やその他植物がすくすくと育ち、食物連鎖のバランスを保つ重要な働きを果たします。

被害を起こしているのも現実

シロアリは害虫として知られていながら、実は私達が生きている環境である生態系を保っている生物でもあります。
…とはいっても、住まいを蝕む害虫であることはもちろん忘れては行けません。
イエシロアリやヤマトシロアリが住まいに大きな被害を与える害虫であることもまた一つの事実であり、これらシロアリの被害が発生した時はいち早くシロアリ駆除という対策が必要と言えるでしょう。